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石川誠の足跡

高知・近森
リハビリテーション病院時代
(1986~2000年)

1986(昭和61)年【39~40歳】
6月、近森病院にリハビリテーション科が開設、科長として赴任。従来とはまったく異なるリハビリテーション・システムを構想。すべての土台となる看護体制の変革として付き添い婦の廃止に着手する。これに看護師たちが猛烈に抵抗。虎の門病院時代の看護師仲間を必死で説得し、6名の加勢を得る。病棟内で対立が深まり「高知組」が大量に退職したが、改革を断行。そうした中少しずつ「東京組」の看護師が日々行う徹底した寝・食・排泄・清潔 分離で寝たきりだった患者に”回復”の変化が表れ始めた。
石川 誠氏の講演資料(2020年)より
1989(平成2)年【42~43歳】
12月、近森リハビリテーション病院開院。院長となる。
石川 誠氏の講演資料(2020年)より
近森リハビリテーション病院を見学に訪れた澤村誠志氏と出会う。澤村氏より国立療養所 長崎病院の浜村明徳氏を紹介される。
1991(平成4)年【44~45歳】
10月、高知市内に「在宅介護支援センターえのくち」を開設。
1992(平成5)年【45~46歳】
7月、高知市内に県下初の「老人訪問看護ステーションちかもり」を開設。
1993(平成6)年【46~47歳】
12月、高知市内に短期入所・在宅復帰支援目的の「老人保健施設いごっぱち」を開設。
1994(平成7)年【47~48歳】
4月、高知市内に「在宅市総合ケアセンター」を開設。
1998(平成10)年【51~52歳】
3月、東京都台東区元浅草に「たいとう診療所」を開設。
5月、「在宅総合ケアセンター近森」が完成。
1999(平成11)年【52~53歳】
3月、「たいとう診療所」と同じビル内に「訪問看護ステーションわっか」を開設。
4月、東京都世田谷区桜新町に「桜新町リハビリテーションクリニック」を開設。
2000(平成12)年【53~54歳】
3月、「たいとう診療所」と同じビル内に「訪問看護ステーションわっか」を開設。
7月、近森リハビリテーション病院回復期リハビリテーション病棟届出受理、10月、同病棟180床に増床。