会長挨拶


 回復期リハビリテーション病棟は、主に脳卒中や骨折などで急性期病院に入院された方に対して集中的なリハビリテーションを提供する目的で2000年4月に制度化されました。病床数は年々増え続け、現在では8万床を超える病床が全国に整備されています。
 当協会は、回復期リハビリテーション病棟の質向上と会員の交流を目的に2001年2月に設立され(設立時は全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会)、2012年10月の法人化により現在の一般社団法人回復期リハビリテーション病棟協会へと名称変更されました。
 設立以来、活動の中心は一貫して人材育成と実態調査です。人材育成は専門職を対象とした各種研修会や全職種を対象としてチームアプローチを学ぶ全職種研修会、さらには回復期リハ看護師、回復期セラピストマネジャーなどの協会認定制度、学術発表の場としてJapanese Journal of Comprehensive Rehabilitation Science というwebでのofficial scientific journalを設定しています。実態調査では多くの会員病院にご協力いただき、回復期リハビリテーション病棟の実態把握や課題の抽出を行ない、毎年2月に現状と課題に関する調査報告書を発行しています。
 回復期リハビリテーション病棟は制度発足から20年目を迎え、量的整備から質の向上へと変化が求められています。協会の事業を通してさらなる質の向上を図るととともに、リハビリテーション医療関連団体との連携を進めて参ります。
 会員の皆様には当協会の理念に賛同していただき、ともに活動していただきますよう、よろしくお願い申し上げます。